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歯ぎしり

歯ぎしりについて

歯ぎしり

歯ぎしりとは

歯ぎしりと聞くと、ギリギリガリガリと寝ている間に音が鳴るイメージだと思いますが、カチカチと噛んだり、グッと食いしばったりも歯ぎしりです。

日中、夜のギリギリガリガリ音がする歯ぎしりを再現することはできません。音が出るほど強くこすることができない、それ以上は危険だと体が制御するからです。寝ている間は、制御がうまく働かないんですね。

歯ぎしりが原因で睡眠が妨げられることがあります。寝不足になってしまい勉強や仕事に支障が出てしまう場合も。また、ご自身では気が付いていない方もいらっしゃるので、家族の方にも寝ている間の異常、気になるところがないか確認してみてくださいね。

歯ぎしりが起こる原因

はっきりとはわかりません。ストレスが原因でしょうか。ストレスというのはマイナスのイメージですが、変化はすべて「ストレス」となりえます。

新しい永久歯が生えてきたことや、歯の治療をしたりお口の中の変化もそうですが、枕が変わったり、気温が変わったり変化は常に体にとってはストレスですから、なくすことはできませんね。上手く付き合うことが重要ですね。

健康を考え、睡眠の環境を見直してみませんか?部屋の明るさが明るすぎませんか?眠る寸前までスマートフォンやタブレットを使用していませんか?最近は睡眠の質が問われています。

歯ぎしりを放置すると
起こる二次障害

歯への障害

歯が真っ二つに割れてしまった方を治療させていただいたことがあります。治療といっても、完全に割れていたので大変残念ではありましたが、その方のその歯は抜歯するしかありませんでした。

割れるまではいかなくても、すり減ったり一部が欠けてしまったりすることはよくあります。体の中で一番硬い歯が欠けるほどの力です。いろんなトラブルが生じます。

詰め物がよく取れてしまう、前歯の被せ物の白いところが欠けてしまう、歯肉が退縮して歯が長く見える方も歯ぎしりによる影響かもしれません。

歯の周りの組織への影響

歯ぎしりはその歯にかかる力故に、歯を通じて歯の周囲の組織、特に歯を支えている骨に影響がでます。歯肉の形が変わることもあります。自分の力が原因だけにやっかいです。

上手にコントロールして、大事に至らないようにしなければなりません。頬にある咬筋が肥大する場合もありますので、エラが張ったような顔になるかと心配する方もいらっしゃいます。

鏡で頬の内側の粘膜を確認してください。上下の真ん中あたりに歯の並びに沿って粘膜表面にぼこぼこと線がある場合、食いしばっている可能性があります。

顎関節への障害

歯ぎしりや食いしばりは強い力によりますので、顎関節に影響が出ることがあります。ただ、顎に症状がある方すべてが歯ぎしりや食いしばりがあるわけではありません。顎関節の問題もはっきりとした原因が不明です。

根本的な原因追及、改善が困難である以上、対症療法でとことん大きなトラブルに発展しないようにしなければなりません。
特に起床時、顎関節や周辺の筋肉に違和感が生じる、口が開きにくい場合などはご相談くださいね。

生活への障害

ご本人の睡眠不足も問題ですが、一緒に眠っている方も歯ぎしりの音などが気になって眠れないこともあります。また、ご家族やご友人との旅行の際も、いびきや歯ぎしりが気になってしまうかもしれませんね。

歯ぎしりのセルフチェック

  1. 朝起きた時に顎がだるい
  2. 強く噛み合わせると痛む
  3. 冷たいものが染みる

歯ぎしりの種類

歯のこすり合わせ:
グラインディング

特徴的な睡眠時のギリギリやガリガリといった音が鳴ります。中には自分の音で起きてしまう方もいるようです。歯の形がすり減ってしまい気がつく方もいらっしゃいます。

歯の噛みしめ:クレンチング

噛みしめているため、顎関節の痛みや頭痛、肩こりなどが引き起こされます。また、歯周病の方は、症状が悪化することがあります。歯そのものも染みるなどの症状を伴うことがあります。

歯を鳴らす:タッピング

カチカチと音がなります。歯が欠けてしまったり、すり減ったりします。

歯ぎしりに対して行う治療

歯肉のマッサージを行い、リラックスさせます。そのうえで、噛み合わせの調整を行ったり、夜間就寝時しようするマウスピースを作製したりすることもあります。

また、咬筋が肥大しているような状態では、ボツリヌス治療(保険外)を行うこともあります。

歯ぎしり治療の流れ

  1. 問診確認
  2. 必要であれば各種検査
  3. 口腔内の精密検査
  4. マウスピースの作製・装着
  5. 咬合調整
  6. 経過観察

歯ぎしりでよくある質問

Q1.歯ぎしりをしてしまうのですが、治療はできますか?

A.はい、できます。ただし、歯ぎしりそのものを無くす治療は困難です。歯並びに問題がある場合は、歯列矯正治療で改善できる可能性もありますが、通常はあくまでも対症療法となります。
筋電計を用いて咬筋の力を測定、就寝時に使用するマウスピースを作製、調整させていただきます。

Q2.マウスピースの作成にはどれくらい時間がかかりますか?

A.お急ぎの場合は、最短で当日も可能です。通常は数日期間が必要です。急ぎの場合は相談してください。

Q3.歯ぎしりは放置しても大丈夫ですか?

A.歯ぎしりを放置した場合、歯、歯肉、顔、それぞれに問題が生じる可能性があります。歯がすり減り、欠けてしまう。完全に割れてしまうと抜歯になることもあります。歯肉が痩せて歯が長くなり、歯がしみたりすることも。顔については咬筋の肥大、顔の左右差やえらが張り出したように見えることもあります。放置するのは得策とは言えないですね。

歯ぎしり治療の
ご予約について

歯ぎしり治療のご予約は、
お電話・WEB予約・LINEにて承っております。
お急ぎの方はお電話にてご相談ください。
また、噛み合わせ治療に関するご相談やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

0120-402-762 WEB予約 LINEはこちらから! お問い合わせはこちら
いつも笑顔でお出迎えします

この記事の執筆者

歯科診療所ひまわり院長|井上 博

四日市の歯医者|歯科診療所ひまわり
院長 
井上 博

四日市の歯医者、歯科診療所ひまわり、院長の井上博です。
当院では幅広い診療メニューで、患者様に必要で最適な治療方法をご提案させて頂きます。
四日市で歯医者をお探しの方は是非。

経歴

・愛知学院大学歯学部卒

参加講習会
  • ・日本歯科医師会会員
  • ・床矯正研究会会員
  • ・愛知インプラントセンター所属
  • ・日本口腔インプラント学会会員
  • ・日本アンチエイジング歯科学会会員
  • ・日本歯周病学会会員